黒ニキビと角栓の違いは何？

1.黒ニキビって何？

まず黒ニキビとは何のことなのかをご紹介していきます。

「肌に角栓ができて皮脂が毛穴に詰まって溜まってきてしまう状態」をニキビの初期状態と言われています。

このとき、毛穴が詰まって白くポツポツできるニキビを白ニキビといい、逆に毛穴が開いて先のほうが黒く見えてしまうのが黒ニキビと言われています。

黒ニキビができやすい場所は、年齢や肌質によって変わってきますが、多くは頬やTゾーンなどにできます。この黒ニキビができたとききちんと対処しないと炎症を起こす赤ニキビにもなりかねないのではじめのケアを忘れないようにしましょう。

2.角栓とは？

では、次は角栓とは何のことなのかをご紹介していきます。

角栓とは毛穴の奥にある皮脂腺から過剰に分泌された皮脂と毛穴にある産毛などの塊のことを言います。肌のお手入れがきちんとされないと、本来毛穴の外に出てくるはずの皮脂が毛穴に詰まってそれが角栓の原因になってしまいます。

たとえ角栓を綺麗に取り除いたとしても、ビタミン不足などで皮脂が過剰分泌してしまったりメイクをきちんと落とせていなかったりすると肌のターンオーバーが乱れ角栓が何度もできてしまいます。

角栓は黒ニキビの原因にもなりますので、普段から角栓を作らないようにすることがとても大事になっています。

3.角栓を作らないようにするには？

黒ニキビの原因にもなる角栓を作らないようにするには4つの方法が大事と言われています。

まず1つ目は、メイク落としの前にピーリングや蒸しタオルパックを定期的にして角質を柔らかくしましょう。角質が硬くなってしまうと角栓ができてしまいます。ピーリングなら週2回、蒸しタオルパックなら毎日行うようにしましょう。

2つ目は、クレンジングを見直しましょう。毛穴に汚れが詰まってしまうと角栓になってしまいます。もし、ちゃんとメイク落としているのに黒ニキビができてしまうのであれば、クレンジングと肌の相性が悪い可能性があります。黒ニキビを予防するのであれば、オイルクレンジングもしくはゲルクレンジングを使うようにしましょう。化粧水タイプやシートタイプは肌に優しく便利ですが、毛穴の奥まで届かないのであまりおすすめしません。

3つ目は、洗顔の仕方を見直しましょう。クレンジングで浮き上がった角栓を洗顔でしっかり取り除かないと意味がありません。洗顔料はきちんと泡立つクレイが配合されているものを使用するようにしましょう。

スクラブでもいいですが肌を傷めてしまう可能性がありますので、クレイが配合されているものをおすすめします。

最後の4つ目は、肌の保湿をきちんとしましょう。肌が乾燥していると毛穴が開いてしまい、角栓や黒ニキビができてしまいます。きちんと肌を潤してあげることで毛穴も引き締まり過剰分泌を抑えてくれます。

保湿には何を使っても良いですが、なるべくコラーゲンやビタミンC誘導体セラミドなどを使っている化粧水などを選ぶことをおすすめします。

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